投稿

BMW R27 (9)

  R27のスピードメーターはマイル表示でオドメーターだけでなくてトリップメーターが付いているのはちょっとありがたいが、トリップメーターを0に戻すリューズが固着していて使えない。いろいろ試したが、頑固に固着している。少し前にキロメーター表示のきれいな文字盤の付いた解体されジャンクのスピードメーターを入手した。クロームメッキ?(ステンレス?)のリムが無く、駆動ディスク(磁石)とアルミニウム製のコップ状の皿(スピードカップ)と両者の位置決めの針も付いているしヒゲゼンマイもきれいだが、両者を固定する部分と、オドメーターを駆動するワームギア(日本(JISも)ではウォームギヤというが英語の発音はワームに近い)部が欠品している。そこでキロ表示の文字盤、指示針、オドメーターを活かして、足りない部品をマイル表示の方から移植した。マイル表示の方はワームホイールが16歯:10歯なので文字盤に1.6と比率が書いてある(のかな)。キロ表示の方は1.0と書いてある。キロ表示の方には10歯のワームホイールがついているので、無加工で10歯:10歯でレシオは表示通り1.0になる。少量のグリスを塗って咬み合わせを調整してマイナスネジを締めて固定する。トリップメーターはあると便利だが無くてもさほど困るものではない。この比率はR26と同じ25:6(1:4.16)でR27前期型のリアアクスル駆動部のピニオンギアとクラウンギアに適合している。後期型では27:6(1:4.5)に変更され、メーター表記は1.08(キロ表示)、1.74(マイル表示)になった筈。  手元のマイル表示の方にもともと付いていた三角縁のクロームメッキのリムは複数のへこみがある上にあちこちに裂け目も入っている。ひょっとしたら一度カシメを外して組み直したのかな?取り外すときにどうしても変形したり割れたりしそうで再利用は難しい。輸入屋ビーマーさんの扱っておられる商品で、VDOスピードメーター用のクロームメッキのリム、ガラス、ガラスを支える白いリング、クロームメッキのリムにピッタリとはまるゴムリングのセットが62VDO2という商品名で用意されていたので早速購入。古いVDOのメーターと格闘している人が一定数居るんだろう。  オリジナルのクロームメッキのリムは裾を絞る形にカシメて固定してある。Φ80 mmのリングの裾を絞るのは素人には難しい。...

静電型(コンデンサ型)ヘッドホン専用アンプ 37

イメージ
  電源トランスをトリオ/ケンウッドのアマチュア無線送信機用のL01-0213-05からタムラ/ノグチの真空管アンプ用のPMC-131へ、ヒータートランスを東栄J-162Wから小川電子のSES-M15341-2に換装する。電源トランスの変更でブリッジ整流から両波整流に換わり、回路も少し変化した。アンプ部はほぼ同一だが、初段の12AU6のサプレッサー・グリッドの接続をアースからカソードに換えた。出力選択のスイッチボックスはそのまま。この回路で問題が無ければひとつの筐体に組み直す予定。  トランスは既に市場に無いものを選んだが、使っていない巻線が多いしかさばっている。Rコアか何かで特注した方が良かったかもしれない。意外とラッシュカレントが多い。330 V巻線は325 V位の方がいいようだし。手持ちのジャンクの活用をしているから仕方がない。ラッシュカレントが大きいためにまれにフューズが切れるので、当初よりフューズのアンペア数を増やしてある。近くのホムセンにはスローブローのガラス管フューズは置いてない。同じく、整流直後のキャパシタも必要以上に耐圧も容量も大きく、結果として図体も大きい。あくまで試験機のつもりだからはんだはチョン付け。新しい筐体に組み込むときはちゃんとしなきゃ(いつになるやら)。(2SA1015の接続の誤記を修正 2026.08.12)

SR-X MK3 PROモドキ

イメージ
 SR-X MK3ジャンクの筐体に、STAX SR-Γかも知れない怪しいSR-α Pro Excellentジャンクの発音ユニットを仕込んで、怪しげなSR-X MK3 PROモドキに仕立ててみた。イヤーパッドは2mmの牛皮と0.3mmのカンガルー革で薄い発泡フォームを挟んで、周りのカンガルー革に三角形の切れ目を入れて折り曲げてボンドで接着。ちょっと歪だが、頭にセットしたら自分ではどうせ見えないからOK。  ケーブルは金色の線と点線の入った怪しいSR-α Pro Excellentジャンクのものを使う。PC-OCC(高純度無酸素銅)かも知れない、違うかも知れない。元ははんだ付けだったけど、ファストン端子を圧着し、ケースの孔のところでブラブラしていると拙いのでホットメルトでケースに軽く接着しておく。バイアス端子にはいつもの流儀で100 MΩを直列に入れておく。  MK2でないSTAX SRM-1改に繋いで聴いている。音?よう分からんですね。まあ、自己満足ですから。装着感はほぼSR-X MK3ですね。長く装着していると耳殻のあたっている部分がちょっと痛くなる点も似ている。  

BMW R27 (8)

イメージ
 エンジンが回ると一旦消えるチャージランプが,回転を上げるとちらちら点く問題.ジェネレータの端子電圧を測ると,回転が上がると電圧が落ちる.コイルの問題か?接点の問題か?ネット上での先輩たちの意見では,コイルよりもまずはローター(回転子)の接点,ステーター(固定端子)の日本のカーボンブラシ,カーボンブラシを押し付けているゼンマイバネをチェックするべしとの由. 取り替える前のカーボンブラシとゼンマイバネ  カーボンブラシとゼンマイバネは消耗品だし高価とは言えないので早速2セット手配したらすぐ送られてきた.ところが今度は弄る時間が取れず,しばらく放置することに.  さて,取り外してみるとカーボンブラシは新品に近いので迷ったが折角新品を入手していたので2本とも交換した.カーボンブラシを交換するときにはゼンマイバネも交換することが推奨されているので,古いのを外すときにじっくり観察してその通りに新しいのを嵌める.しかし,エンジンを回しても発電しない.なぜだろう?ゼンマイバネがカーボンブラシをちゃんと押していないようだ.ゼンマイバネの取り付けを180°ひねってカーボンブラシをしっかり押すようにすると今度は回転を上げると7 V以上の電圧が出た.前にここを弄った人がゼンマイバネを取り付けるときにひねり忘れていた可能性が高い.まあ,単にゼンマイバネがヘタって圧が加わらなくなっていたのかも知れないが. 新しいカーボンブラシとゼンマイバネを装着  これでジェネレータの発電はOK.回転をちょっと上げるとチャージランプが消える.ちらちら点滅もしない。カーボンブラシでなくゼンマイバネを替えるだけで解決していたかも知れない.   ついウィンカーを戻し忘れてしまうのを少しでも解消するために,下記の回路を組んでヘッドライト・ナセルに入れてウィンカーの点滅に合わせてブザーが鳴るようにした.  チャンと鳴るんだが,ちょっと音が小さいかも.ヘルメットかぶった状態で聴こえるか後で試してみよう.音はちょっと安っぽいかな?実は軽トラがバックするときの音に似てる.  折角付けた ウィンカーを戻し忘れブザーだが ヘルメット被って走行していると危惧した通り聴こえ難い.このブザーが85dB ってどうやって測ったんだ?よほど騒音計のマイクを近づけないと無理だろう.しかも,そのブザーをヘッドライト・ナセルの中に入れているから...

BMW R27 (6)

 ハンドルのバーエンドのウインカーは前からも後ろからも見えるHELLA製で当時としては先進的だったのかも知れないが、今となっては後続車両からの視認性を考えて車体後部にも装着すべきだろう。ホンダのモンキー用のを2ヶ入手して、白熱電球をLEDに交換し、ラッゲージキャリアのボルトを利用して取り付けた。ヘッドライトナセルの中でウインカースイッチからの線を分岐してフレームに沿わせて接続。ウインカースイッチを入れると前後同時に点滅する。  タンクを固定。タンク前部の固定方法がパーツリストとちょっと違う気がするが…  エンジンオイルは真っ黒だったので交換。モチュールの20W-50を1.25 L入れる。白濁していた変速機のオイルには同じ20W-50を0.65 L入れた(マニュアルには変速機のオイルはギヤオイルのSAE 90という記述(P.10 & 11)とエンジンオイルと同じ(P. 40)という異なる記述があるのだが...)。キックが軽くなったように感じるのはプラシーボ効果?ドライブシャフトと後輪を繋ぐベベルギアにはギヤオイルのSAE 90を0.125 L入れるのだが、こちらはまだ入手していないので後回し。シングルグレードのギヤオイルは少量ではあまり売ってない。GL5の80W-90で良いのかな?クリメカさんに聞いたところ、「当初はエンジンもギアボックスもファイナル・ドライブもモーターオイルです。」とのこと。シングルは「モーターオイルのまま1967年に販売終了している」のではないかということで、手に入れた英文マニュアルとはちょっと違うが、あまり気にせず20W-50を0.125 L入れれば良いみたいだ。  とりあえずキックを繰り返してエンジンをかける。冷えるとかかりが今一。ホンのちょっとだけ走らせる。久し振りのバイクはちょっと怖い。走り出しはピョコンと後輪が跳ねる。これがトルクリアクションか。1速はえらくギヤ比が高くてすぐ2速へ。ちょっとワイドギアすぎるなあ。ハンドルが重いのは空気圧の問題か。倒れ込むようでちょっと怖い。これは感覚が戻るまで時間が掛かりそうだ。筋トレも必要だな。前後ともショックアブソーバーが抜けている感じだがこんなものなのか?とくにフロントのショックの上下の取り付け部分はボルト、ワッシャー、ブッシュ、ナットの傷んだところだけを取り換えるか、それとも全て取り換えた...

BMW R27 (7)

イメージ
  オイルが漏れるフロントのショッアブソーバーを分解し,ダンパーの交換を試みる.まずはおニューのダンパーを入手.  ショックのスプリングを縮める治具を作成する.上の穴は直径57 mm.下は現物合わせで長方形の穴を開けた.板はホムセンで売っている端切れ,ボルトはM8で1 mの寸切ボルトを半分に切った.写真にはないがボルトは下部で供回りするので板をナットで挟むように固定した。  9 mmのレンチでダンパーの軸を固定して上部の固定部(テレスコアイ)を捩じって外す.アッパーカバーを除くとスプリングが取り外せる.ロアーカバーは木のハンマーで叩いて外す.下部の固定部(テレスコアイ)は一本は手で捩じって簡単に外せたが,もう一本は固着していたのでパイプレンチを使って二人掛かりでやっと回すことができた.軽く清掃して新しいダンパーを使って組みなおした.  新しいダンパーのショックユニットを装着してこわごわ乗ってみたが,問題は無い.古いダンパーはスカスカだったのでで替えて正解だった.ただ,フレームにはちょっと違和感がある.たぶんこけてフレームにひずみが出ているのではないかな?  それから,エンジンのかかりは以前より良くなった.が,問題はエンジンが回ると一旦消えるチャージランプが,回転を上げるとちらちら点く.ランプナセル内のメインスイッチの接触不良か,レギュレータ部の接触不良か,あるいはジェネレータのトラブルか?  また,ホーン(ブザー)がちゃんと鳴らない。バッテリーの放電を疑ったが問題なかった.  しばらく二輪に乗っていなかったので,ついウィンカーを戻し忘れてしまう.どっかにインディケータを設置するかな?

STAX SRM-1 (3)

イメージ
 SRM-1の初段増幅部には立派な定電圧回路が入っているが,次段増幅部と最終出力段のエミッタフォロワの電源は整流したままである.事実上問題が無いのであろうが気になるのでMOSFETのリプルフィルタを挿入した.  ぺるけさん以来多くの人が使っているような回路である.2SK3566はおんにょさんのBLOGで「VDSSは900Vもあり...リプルフィルタ用途として2SK3067の代替になりそう」と紹介されていたので使ってみた.  この回路だと10 V程電圧が下がるので最大出力はその分減じるが大きな問題ではない.定電圧回路にしなかったのは商用電源の電圧変動に応じて電圧の変化が大きく,それを考えると出力電圧を低く設定せねばならず,そうするとMOSFETで消費される電力が大きくなるので現実的でない.リプルフィルタなら常に10 V程度の損失で済み,MOSFETの消費する電力も小さく,ヒートシンクも不要だ.通常の真空管アンプより電圧が高いので,電解キャパシタを二段重ねにせねばならず,並列に抵抗を入れて,掛かる電圧を揃えた.フィルム・キャパシタの方は1個でも630 V耐圧のものをシリーズに繋いだので特に抵抗は入れていない.FETのドレインに入れたキャパシタは2 kV耐圧のセラミックである.  リプルフィルタがあろうがなかろうが音は特に変わらないようだ.ということは元の設計が必要にして十分だったということでしょうね.今回の変更は私の自己満足ということで.  出力端に入れている2 Ωと0.4 µFはゲートに入れた発信予防の2.2 kΩの所為で20 kHz以上でインピーダンスが上昇するのを防ぐためのもので,抵抗は高い周波数で下がり過ぎないようにと入れたが,キャパシタは多分2 µF程度が望ましいだろう.手持ちの関係で0,4 µFとなっている.   スイッチオフ時にドレインとゲートの電圧が逆転しないようにドレイン側にダイオードを入れている.22 kΩにパラに入れてもいいだろうが,ゲート側のキャパシタの容量を大きくする場合は今の位置の方が良いだろう.要はドレインとゲートの電圧が逆転しなければいい.