SR-α Pro Excellent (ジャンク)

 STAX SRM-1 MK2 P.P.のおまけのSR-α Pro Excellent (ジャンク)はとりあえず無音状態からは復活した。振動膜 Assyの両側に入っているはずのステンレスの輪っかはステンレス製のシム・リング(0.05 mm厚)を特注して装着。1点ものからセミ・オーダーに応じてくれる岩○製作所さん、有難う。価格もリーズナブル。シム・リングを入れても音に特に変化は感じないが、バイアス電源からの接触はちょっとは良くなったかな。

 ネットで2 mm厚のウレタンスポンジ・シートを見つけたので鳥籠の裏蓋に合わせてカットして発音ユニット後部に装着。白いスポンジシートなのでオリジナルの暗灰色のに比べて目立つかなと思ったが、それ程でもなかった。結果としては出て来る音に大きな変化は感じないが、しばらく様子をみよう。

 単に発音ユニットのダンパーというだけでなく裏側からの音が反対側のユニットを通して耳に届く、その届き方によって聞こえ方も変わるだろうし、定位にも影響があるのかも。左右のユニットの裏側同士をフレキ管で繋いだらどうなるのだろう?なるほど、フォンテック・リサーチの丹羽氏らが考えていたのはこういうことだったのかも知れない。

 SR-Γキメラと比べるとまだ少し音圧が高い(能率が高い)が、大分揃ってきた。振動膜にLicron Crystalを薄めて塗布したときは程度の差こそあれこういう傾向がある。


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